強盗致傷

G.スミス君(サンゴリアヌス)の強盗致傷事件について感じるところをまとめてみた。言うまでもないが、好意的なまとめではない。

時系列

スミス君強盗致傷事件のあらまし
#日時出来事
#00ごろスミス君、強盗致傷容疑で現行犯逮捕さる。タクシー代約1万円を踏み倒し、運転手を殴打した疑い。スミス君は犯行を否認す。
#01/サントリー社|サンゴリアヌス球団、事件の公表および日本選手権出場辞退を検討す。
#02サントリー社|アヌス球団、事件を日本協会に報告。併せて事件公表の可否、サンゴリアヌスの日本選手権出場の可否も日本協会に尋ねる。
#03日本協会、事件を公表せず。アヌスは日本選手権出場す。
#04日本選手権準決勝。アヌス勝利。
#05日本選手権決勝。アヌス、汚れた勝利。
#06スポーツ紙各紙、事件をスクープ報道す。報道中、サントリー社の謝罪コメントあり。
#072018-01-17日本協会専務理事・坂本典幸氏、事実関係がはっきりしないため、議論はしたが出場辞退という結論にはならなかった、また今後の対応については事実が明らかになった段階で判断したいとコメントす。
#08アヌス球団、事件を公表、被害者に謝罪す。
#09アヌス球団、2018-01-28開催予定の優勝パレードを中止す。
#10スミス君、保釈さる。
#11東京地検立川支部、スミス君を不起訴とす。不起訴理由は公表せず。
#12トップリーグ年間表彰式。アヌス球団所属選手も出席す。
#13アヌス球団、スミス君を2018-01-31付で解雇、管理監督者に厳重処分を科したと発表す。
#14日本協会、スミス君およびアヌス球団に厳重注意せりと報道さる。

執筆時点で明らかとなった事実をまとめた。とりあえず処分が発表されたことで事件は一段落し、サントリー社が広告主の立場を利用して報道各社に圧力をかけているとの風聞もあり、今後新たに報道される事実はほとんどないと思われる。

雑感

よかった点もあり、また、腑に落ちない点もある。

連帯責任の是非

連帯責任などに決まっている。北島忠治師が遺した合理的な気風であるぞ。犯罪者本人が、犯罪者本人だけが罰せられることになんら不都合はないと考える。いくらサントリー社|アヌス球団でも選手に業務としてタクシー強盗を命じることはないだろうさ。

日本選手権決勝でアヌスとローゼンがアンフェアな試合を展開したことは別の問題である。

もちろん日本選手権出場のみならず、パレード開催についても同様である。経緯はどうあれ優勝したのだから堂々とパレードをすればよい。野次られたら野次られたときのことではないか。「ズルして勝ったのでパレードは自粛します」とでも言うのか。

未解明な部分が残っている。アヌスの出場辞退を不当と判断したのは誰だろう。いくつかのケースが考えられる。

  • アヌスは出場を当然と考え、出場を当然と考える協会と一致した。
  • アヌスは出場を当然と考え、判断できないでいた協会を説得した。
  • アヌスは出場を当然と考え、出場辞退を求める協会を押し切った。
  • アヌスは判断できず、出場を当然と考える協会に説得された。
  • アヌスは出場辞退するつもりだったが、出場を当然と考える協会に諭された。

より望ましいケースから実際はこんなところじゃないかと思われるケースまであるが、大差はない。一個人の私生活上の問題でチームが被る迷惑は「あいつのせいで敗けた」にとどまるべきであり、「あいつのせいで出場を辞退するはめになった」はあってはならないと愚考する。

さすがにこれはないだろうと思われるケースとしては次のようなものが考えられる。

  • アヌスも協会も判断できず、ぐずぐずしているうちに試合開始時間が迫った。

臆測

たとえ協会がアヌスの出場を認めない意向であったとしても、アヌスはあの手この手で強行出場を呑ませたに違いない。

たとえば、アヌスが出場できなくなった場合、ホワイトカンファレンス首位の旧エネループは準決勝を戦い、同2位の発情期は準決勝で不戦勝すなわち事実上シードされて決勝進出という珍現象が起きてしまう。かといっていまから準決勝の組み合わせを変更すれば混乱はより大きくなる……とかね。

アヌスが協会を丸め込んだ事例は後述する。

公表しなかったことの是非

隠蔽は当然である。スミス君が強盗致傷で現行犯逮捕されたのは事実であるから、これは公表の必要がある。もちろん誤認逮捕の可能性(スミス君は否認している)もあるから、それも併せて告知すればよかろう。

協会に可否を訪ねたのはなぜか

サントリー社|アヌス球団は2018-01-01に協会に報告している。すなわち報告すべき何らかの事実があったということである。それが何かは知らないが、公表の可否を協会に尋ねた点には悪意しか感じられない。公表した場合の混乱の責任、隠蔽工作の責任をも協会に転嫁する行為ではないか。

協会にしてみればまったくの災難である。ここで協会が毅然たる態度をとり、事実を速やかに公表するよう指示し日本選手権の出場辞退は不要である旨通告するのが最善手であった。しかし坂本専務理事が2018-01-17に事実関係がはっきりしない云々とコメントしているところを見ると、サントリー社|アヌス球団に洗脳されている|忖度していると考えられる。

サントリー社|アヌス球団の報告・相談とやらは恫喝まがいの強談判だったのでは?

坂本専務理事は事実関係がはっきりしないとしているが、見当違いも甚だしい。この時点で

  • スミス君が強盗致傷容疑で現行犯逮捕された。
  • スミス君は犯行を否認しており、拘留中である。

こうした事実があったのだ。

百歩譲って、坂本専務理事の思い込み(それはサントリー社|アヌス球団による誘導が奏功したことであろうが)が事実であるなら、

  • アヌス球団所属のG.スミスと名乗る人物が強盗致傷容疑で現行犯逮捕された旨サントリー社|アヌス球団に警察より連絡があった。
  • サントリー社|アヌス球団が飼っている(当然悪徳の二文字を冠する)弁護士が接見したところ、拘留中の容疑者はスミス君とは別人であった。
  • スミス君本人とはまだ連絡がとれていない。

といった状況がなければならない(この場合、容疑者が犯行を否認していることは捨象して差し支えない)。当然「別人だと断言できる根拠をお示しください」などという不躾な質問は出るわけがない。サントリー社は製品の製造に手を抜きまくっても、広告宣伝方面では120%の完成度を追求すると小生は信頼している。あの喝!で勇名を馳せるアジアの張本勲でさえサントリーと聞くと手放しで持ち上げるくらいだ。不躾な質問をした記者は帰社次第相撲部屋よりはるかにハードな「かわいがり」を受けるであろう。むしろ記者団からは「スミス選手は何らかの犯罪に巻き込まれたのではないか」といった心配の声が寄せられたであろう。

ともあれサントリー社|アヌス球団の策謀は奏功し、日本協会は隠蔽工作の共同正犯となった。ますます栄えることでしょう、てってれー。

協会主導の非公表だった可能性

ない。あるわけがない。協会にとって何のメリットもないからだ。一方、サントリー社|アヌス球団には公表することによるダメージが大なり小なり発生する。自明であろう。

その自明なことにわざわざ言及するのはサントリー社|アヌス球団に筆誅を加えるためである。

(咳払い)まったくあり得ない設定となってしまうが、公表をはやるサントリー社|アヌス球団を協会が翻意させた場合を考えてみる。…いやいや、サントリー社|アヌス球団が本気で公表したかったら協会なんかに相談なんてしないさ。さっさと公表するはずだ。協会に説得されるという時点で矛盾している。

おっと。これでは進まないので、協会に報告した際に公表を控えるよう説得されたという設定にもどる。いったん協会に説得されたサントリー社|アヌス球団ではあったが、やはり公表すべきと思い直したならサントリー社|アヌス球団として公表すればよい。説得されて公表せずにいたとすれば、当初の本気度が疑われる。やはり矛盾に至ることになった。

よって協会主導の非公表という方針にサントリー社|アヌス球団が従ったという図式は成り立たない。

事件は誰が公表すべきだったか

公表する場合、その主体となるのは誰が望ましいだろう。選択肢としては

  • サントリー社|アヌス球団単独で公表
  • サントリー社|アヌス球団、および協会共同で公表
  • 協会単独で公表

が考えられる。では協会、サントリー社|アヌス球団はどの選択肢が好都合だったろうか。

協会はどの選択肢でもかまわない。サントリー社|アヌス球団が先行して記者会見し、それを受けた形で協会が記者会見を行なってもなんら不自然かつ不都合ではないからだ。スミス君はあくまでもアヌス球団所属の選手であり、まずサントリー社|アヌス球団の反応を見ることのどこに問題があるのか。

一方サントリー社|アヌス球団としては、協会に先行されては立場がなくなる。協会より遅れて公表するわけにはいかないからだ。遅れれば「隠蔽しようとしていたのではないか」との疑念を招く。実際問題として、2018-01-01に協会に報告した際、「弊社|弊球団が公表するまで協会として公表することはご遠慮いただきたい」旨の要求はしているだろう。いや、これはリスクマネジメントとして欠くべからざる手順である。

かように頑張ったにも関わらず、スミス君現行犯逮捕はマスゴミのスクープという形で報じられ、サントリー社|アヌス球団は隠蔽工作を疑われている。上記選択肢で言えば協会単独で公表の変形であり、よりサントリー社|アヌス球団の悪意を推察できる形式である。そう、サントリー社|アヌス球団の行動は隠蔽工作と疑われて当然のものであるし、なによりも小生はサントリー社|アヌス球団が隠蔽工作を働いたと確信しているのだ。

不謹慎な発言になるが、サントリー社|アヌス球団がマスゴミにあと数億ずつばらまいていれば2018-02-01以降の報道となり、優勝パレードも挙行できたのではないかな。サントリー商法が肝心のところで費用をケチって破綻した事例のひとつかもしれぬ。

これを機にマスゴミ各社はサントリー社に対し広告単価の切り上げを通告してはどうだろう。「呑めない、残念ですね。これから御社の不祥事については弊社がスクープする形になりますが、よろしいですよね」 これで出稿単価20%アップは夢ではない。出稿ではなく単価のアップである。報道機関たる各社のご良識に期待したい。

沢木氏の態度はサントリー社|アヌス球団の体質の反映か

もちろんそうである。

協会に報告した時点でサントリー社|アヌス球団がすべての社会的義務を果たしたと思い込めるのは非常に怖いよ。社会人としての常識よりもサントリー社|アヌス球団の一員としての行動規範に従ったか。そういうの、いまどきはやらねえんだぜ。

たとえ社会規範に反してもバカ殿の命令を後生大事にする社畜は昭和の時代なら尊敬されただろうが、昭和は遠く去り、いまや平成すら終わろうとしている。そのような時代であるはずはないのだが。

考えてほしい。まともな体質の企業|球団であれば、ヘッドコーチが「協会に報告したからOK♪」みたいな発言をすれば必ず訂正と謝罪をさせるだろう。しかもサントリー社|アヌス球団は本来自らすべき選択を協会に委ねるという方法で無理やり巻き込んでいる。したがって沢木氏の発言は「サントリー社|アヌス球団は協会にすべての責任を転嫁した」という宣言と理解すべきである。

サントリー社|アヌス球団は事件の隠蔽を企図していたのか

もちろん。サントリー社|アヌス球団が事件の隠蔽を企図していたことに疑いはない。

だからこそ出稿単価を上げるよう交渉してはどうかと提案もしている。

われわれが生きているのはよくも悪くも資本主義社会であり、適切な金額を積めばそれなりの対価が確実に得られる社会でもある。もちろん法による規制はあるが、それとても報酬によって超越することができる。気前よく大金をばらまくことで法すら枉げた法人|個人もある。当然ばらまく対象にマスゴミを加えることで評判形成を行なった企業は枚挙にいとまがない。たとえば東京電力、たとえばサントリー。

優勝パレードはいつ企画されたか

常識的に考えれば、事件前から地元警察署との折衝が行なわれていたはずである。

パレードには公道の占有許可が必要であり、地元警察署としても当日の人員確保など今日明日ではできない作業を要するからである。小生は2か月前の道路占有許可申請提出でさえ遅い!と自称公僕野郎に怒鳴られたことがある。

まあサントリー社であれば1週間前の提出でもなんとかなるのかもしれないけどね。憲法で保証されているはずの法の下の平等など公務員自ら積極的に違反している事実は諸賢ご存じのとおり。わが国は法治国家などではなく、中華帝国などのような人治国家にすぎない。ローゼン麻生氏のレフェリングを見ればわかるよな。

サントリー社がその気になれば、日本選手権優勝後に急遽優勝パレードを企画して強行するのは朝飯前だろう。だからと言って日本選手権優勝後にパレード企画を立ち上げた可能性を云々するのは愚か者の所業である。パレードにはサントリー社からもそれなりの人物が参加するはずであり、その人物の予定を押さえねばならない。パレード予定日当日の予定をキャンセルするより、あらかじめ先約があることにして余計な予定を入れないようにした方が簡単であろう。したがって、優勝した場合のパレードは相当前から予定されていたと考えられる。

聞くところによると、府中市民にとっての「おらがチーム」は犬不忠であり、アヌス球団およびその支持者はいわゆる「よそ者」であるという。どうもそれがサントリー社|アヌス球団としては気に入らないらしく、地域に溶け込む努力というか悪あがきをしているとか。そういうことであれば、パレードはサントリー社|アヌス球団にとって非常に重要な行事であり、中止はかなりの痛手であろう。それはとりもなおさず事件後のやっつけ企画ではあり得ない傍証となる。

ザビ佐治家はこの事件をいつ知ったのか

さあてね。事件発生から発覚までの間(2017-12-31/2018-01-17)のいつ知ってもおかしくないし、いつ知ったとしても外部にもわかるような対応の差異はなかっただろうよ。

常識的には事件当日(2017-12-31)に佐治家まで報告が上がり、サントリー社|アヌス球団としての方針が下知されたであろう。日本選手権の辞退は避けろとか選手どもに緘口令を布けとかマスゴミを黙らせろとかだな。

一方、佐治家には知らせず現場だけで穏便にやりすごすための辞退回避、緘口令、マスゴミ封殺だったとも考えられる。2018-01-17に報道されなければ何食わぬ顔で2018-01-28にパレードを図々しく、おっと失礼、華々しく挙行したに違いない。何をやろうとばれなきゃOK、ペナライズされなければOKという体質があるのなら、サントリー社|アヌス球団の芳しからざる情報すべてが佐治家の知るところになる保証もあるまい。

危険な賭け

非上場の同族会社……その経営者|創業者一族の言行が掣肘を受ける機会は極端に少ない。サントリー社の場合、それがよい面に活かされているのがサントリー美術館やサントリーホールであり、忌まわしき方面に奔ったのがアヌス球団と本業である。

サントリー社の企業風土に精通しているわけではない(コンプライアンスなどくそくらえ的な風土だと知っている程度)が、自由闊達な意見が歓迎される空気ではないだろうな。とりわけ創業者一族への批判は。そうした中で出世すれば、上に対してとっている態度を下に対して要求したくなるものさ。

こうした空気は、不都合な事実の報告を報告者が自分を呪ったものと錯覚させがちである。

佐治家|サントリー社|アヌス球団は決してやらないこと

面当てのために貼っておく。

第66回 社会を明るくする運動
第66回“社会を明るくする運動”広報用ポスター

アヌスカラーなのは偶然ではないぞ。

旧悪リマインダ

G.エニス選手コカイン陽性事件(

当時の報道と現在アクセスできる情報とは大きく乖離してる。ここでは事件当時のメモを元に記述する。

当時の報道と反響

年度シーズン終了後に帰国していたエニス選手がコカインを使用していたと報じられる。エニス選手はカナダ当局の追及を逃れ、年春に来日しチームに合流した。帰国すれば即逮捕ということであった。

もちろん当時から疑問の声はあったが、エニスに限って……信じられない何か事情があったに違いないといったものであり、サントリー(現サンゴリアヌス)ファンの間でもエニス選手のコカイン使用は体重計の表示のごとく信じたくない事実として受け止められていた。

秋、東日本リーグ(当時)が始まる。サントリー球団はエニス選手をぬけぬけと起用するが、その理由が奮っている。カナダ帰国中のコカイン使用であり、日本の法律に違反しているわけではないと。

この理由とやらから、サントリー球団もエニス選手のコカイン使用を事実と認識していたことがわかる。エニス選手から事情を聴取する時間はたっぷりあったはずであり、コカイン使用が疑惑にすぎないと思えるならそのように主張すればよい。サントリー球団がそうしなかった理由は定かではない。

WADAの設立は年であり、それ以前は禁止薬物の指定や摘発はIOCが管轄していた。当時オリンピック競技ではなかったユニオンラグビーにおいて、IOC|JOCによるドーピングチェックを実施するにはいろいろと問題があっただろう。

現在コカインは興奮剤としてWADAの禁止薬物に挙げられているが、禁止されているのは競技会(時)である。シーズンオフに鼻にストロー差してコカインを吸引し、シーズン開幕時までに身体から抜けてしまえばWADA的には問題ない(と思われる)。

年度シーズンは東日本リーグ1位タイ、全国社会人大会準優勝と、当人どもには不満かもしれないが世間的には赫々たる成績を残している。コカインパワーか 参考までに沢木敬介選手はルーキーイヤーであった。

エニス選手はシーズンを終え帰国、従容と縛に就いた……と思われていた。

現在

ウソだろ!

He held his job despite a positive drug test for cocaine while on national team duty.

Wikipedia: "Glen Ennis", https://en.wikipedia.org/wiki/Glen_Ennis

いや確かにに加筆されて以来、このセンテンスが加筆・削除の対象にはなっていない。だが……これでは、CAN代表に選ばれている間のただ一回の過ちだったにせよ、まるでコカイン常習者だったように読めてしまうぞ。

後者を採用したい衝動に駆られるなあ。

所詮Wikipediaと言えばそれまでだが、これでは当時の国内報道がプロレス並みのギミックだったことにならないか。

そしてエニス選手のコカイン使用を前提としてたサントリー球団の姿勢も大いに疑われる。エニス選手の弁明には一切耳を貸さなかったんだろうな。

釜石蹴撃事件(/

これは何度も書いてるな。

、東日本リーグ最終節、7位釜石は最終節の6位サントリー戦での勝利が社会人大会出場の最低条件と認識していた(得失点差もあり、逆転出場はほぼ絶望的)。しかし同リーグの東北枠により、サントリーではなく釜石の選出が決まっている。それを知っていたサントリーはKO直後からラフプレイが目立ち、こぼれ球をセービングした釜石#12三浦選手をサントリー#5栗原選手が胸部・頭部を執拗に蹴りつけるという暴挙に至った。

これがどのくらい暴挙かと言うと、年度日本選手権で赤塚選手がエニス選手の膝を踏んで重傷を負わせたことなんて児戯に等しい。たとえ害意を持って凶行に及んだとしても、膝なんて生死に関る部位じゃない。しかし胸部・頭部を選択的に蹴りつけることは明確な害意なくしては行ない得ない。

栗原選手は退場にもならず説諭だけで放免された。なんだそれ!

…それ以来サントリー|サンゴリアヌスは小生の敵である(小生をサントリー|サンゴリアヌスが敵と認識しているかどうかは知らないが)。また、ななめ読みしかしていなかった競技規則をしっかり読み込むようになったのもこれ以後である。

釜石は大敗したが、東北地方振興策により社会人大会に進出し、関西2位の本田技研鈴鹿(現ヒート)に快勝した。準決勝ではトヨタ自動車(現ト与太)に敗れたものの、実力で上回りながらも全国大会に進めなかったサントリーの分まで旋風を巻き起こしたと、義理は果たしたと認識している。

ごろのことと聞く。釜石戦についてサントリーが関東協会を脅迫したそうだ。栗原選手の凶行は東北枠のゆえであり、関東協会が東北枠を存続させるなら第二、第三の凶行もあり得る云々。テロの通告である。そして関東協会はテロに屈した。東日本リーグの社会人大会進出に関する東北枠(東北のチームは最上位が全国大会に進出し、それ以外は所在地に関わらずリーグ戦の成績上位が進出する)は1993年度より撤廃された。

もう一つの東北枠(リーグ唯一の東北のチームが入替戦進出した場合、その相手は東北のチームとする)についてもサントリー主導で撤廃が決まったと聞く。いやあサントリー社|サントリー球団の東北ヘイトは熊襲発言以来徹底していますなあ。

一方、釜石では…

傷害事件で書類送検か。姓名こそ非公開であるが、各種情報を総合するとどうやら好きなだけいじれるやつのようだ(笑)。書類送検なのですでに拘束されてはいなかったのだな。桜庭氏によるとこの姓名非公開君は活動を自粛し示談に向けて交渉中とのこと。

釜石はその後も普通に試合を消化し、普通に不成績でシーズンを終えた。姓名非公開君の戦線離脱がなければトップリーグに楽々昇格していた、ということも毛頭ないので心ゆくまで交渉していなさい。

問題とすべきは公表のタイミングである。岩手日報紙には桜庭氏のコメントが掲載されている。イエロージャーナリズムの旗手たる産経ではあるまいし、県下では断トツの一流紙である岩手日報紙が取材せずに架空コメントを掲載するなど考えられない。桜庭氏が取材された時点で報道まで秒読み段階であることを球団も認識していなければならぬ。にもかかわらずいまだに公式サイトに言及がない。

どうせ新日鐵住金に報告を上げて指示を乞うたがために時宜を逸し続けているのだろう。

釜石球団は情報公開|情報発信にまったく興味を持っていない。石器人にとっての虚数の概念のようなもので、おそらく理解させることすら不可能であろう。

小生は釜石球団に無理やり謝罪させようとは思わないし、釜石球団をして姓名非公開君に新たに制裁を科させようとも思わない。しかしサポーターに対し何らかの報告はすべきである。それができないのなら、釜石球団はサントリー社|アヌス球団以上に悪質な隠蔽体質だと判断する。

2018-02-14付で2018年シーズン始動を宣言したので、釜石球団が傷害事件の公式コメンタリを行なわないのは広報体制の不備などではなく意図的なもの、すなわち隠蔽であると判断した。

ともあれ姓名非公開君は活動を自粛している|していたそうであるから、被害者と和解するなり法の裁きを受けるなりしたのちに活動を再開する分には何の不都合もあるまい。試合で野次られる程度はまあ我慢してもらうとするか。

第67回社会を明るくする運動
第67回“社会を明るくする運動”広報用ポスター

これも釜石カラーなのは偶然ではない。