Playoff Tournament 2013 Semi-Final (2014-02-01/02)

旧エネループ 55‐15 犬不忠 (2014-02-01)

戦略思想・編制・ゲームズマンシップにおいてワイルドナイツが圧倒的優勢にあり、そのまま反映された試合でした。

旧エネループの優勢要素

とりあえず犬不忠と比較してみるが……

戦略思想

DFは何を目指すべきか。その時々の状況によって優先順位に変動はあるだろうが、常に念頭に置くべきはボールの奪還である。ボールを失ったらなるべく早い時期にボールを奪還し、満足できる形でボールを消費する。こうした思想を具現している、おそらく国内唯一の球団が旧エネループであろう。

2013年度はリーグが公式スタッツを公表してるが、旧エネループのタックル試行数は図抜けて高い。これが試行数であることから見下す向きもあるようだが、DFにおいて能動的・攻撃的になっていることは高く評価すべきである。

OFとDFの原理に関する考察は後日まとめたい。

犬不忠は、何のためにDFをするのか、という点で旧態然としていたように思う。旧エネループの前進を止めることぐらいの意識しかなかったのではないかな。

ファイナルラグビーではボールの維持がプレイの目的となっていて、OFとかDFとかでは語りようがない。指向するのはタイムイート、志向するのはゲームの否定である。ボールを獲得するのはレフェリーの仕事だしな。

編制

旧エネループは田中君が緊急帰国し合流、犬不忠は故障者続出で二本目編制。

それに加え、犬不忠のグリーンボーイどもは意識が低い。セルフジャッジして勝手にプレイを打ち切ってしまう。グリーンボーイどもが使えないのはわかり切ったことではあるが、レギュラー級までそれにならっているのは感心しない。

後半19分、#5大野君が退いて投了。

ゲームズマンシップ

レフェリーがゴロ槻氏である以上、笛の基準は確率過程でしかない。乱数発生器を用意しておけばゴロ槻氏の代わりは十二分に務まる。

競技規則を四角四面に遵守しても反則扱いされることがある一方、意図的な反則であっても看過される……こうした状況下では対応は二分されよう。確率過程と割り切って鷹揚にかまえるか、常にレフェリーに問い質すか。犬不忠は前者であったが、それは自らの規範にのみ忠実なプレイに徹するという意味合いと見受けられた。旧エネループは後者であり、犬不忠の反則とされたプレイでも血相を変えて食い下がっていた。そうやって少しずつ線を引いていったのだろうなあ。

すでに戦略思想や編制において優劣がついているところに運用面でも差がついてしまった。これは両者の編制とも絡んでくるが、レフェリーがとれない反則を意図的に仕掛けることができるほどの人材が犬不忠には薄かったということでもある。

課題点

快勝ながら旧エネループにも課題点が見えたぞ。

旧エネループ

ボールを消費していかなる利得を引き出すか。それを一般化してゆけば遠からずエリアマネジメントに行き着くだろう。PG圏内であれば強攻せずPGをねらう、これも合理的である。この試合では終始優勢にあったため、合理性を存分に追求することができた。

しかし、一般に、試合中とりわけインプレイでの状況は混沌としているものである、一般的な状況では非合理と見えた選択肢が実は最善手となることもある。最善手を追求することが局所的な悪手にならないとも限らない。

旧エネループはBKにスピードランナーをそろえ、FWにもパワーランナーを多く擁する。遠間合いから一気にトライを獲ることは得意であるが、ゴール前から力で押し込むのはどうだろうか。そう考えるやつらは少なくないだろうな。

いや、実際に弱点かどうかは知らん。それでもそこを突破口とみなすやつや、みなしたいやつならいるはずだという意味である。益体もない精神論を注入して挑むのだろうな。

とりあえず鼻で笑っているが、合理性を追求するサイドにとって狂信者ほど厄介な相手はないんだよなあ。

断わっておくが、勝つための準備のほとんどが必勝の信念とやらの醸成に終わっていては万に一つも勝てまい。わずかな手がかり足がかりをもとに勝率をコンマ以下のオーダーでコツコツ上げてゆくような途方もない工数の果てにはおぼろげながらも勝機が見えてくるかもしれない。このような努力ができるのが狂信者の狂信者たるゆえんである。

狂信者になれなければどうなるか。そうだな、試合の趨勢が決まってから俄然反撃して見せるのがせいぜいではなかろうか。

ゴロ槻卓氏

あなたのレフェリー人生そのものが課題点だろうに。

顔ベルコ 19‐27 サンゴリアヌス (2014-02-02)

東西のトンデモ理論対決は東方の勝利か。

顔ベルコは苑田氏がサントリーより難しいラグビーをしていると豪語したほどのスキルはない。

アヌスは得意のいわゆるシェイプとやらが形骸化して、サボりの口実に堕している。

へそが茶を沸かす。

アヌスのいわゆるシェイプとやらを見ると、顔ぶれが固定化されつつある。いわゆるシェイプとやらの陣形に加わるサボり組と、密集でボール争奪に励むマジメ組と。#3働け山君とか#7降道君とかは前者の常連か。やはりクズだな。

少数のマジメ組だけがコンテストに参加するためか、心なしか球出し可能になるまで時間がかかるようになったようだ。しかもこのいわゆるシェイプとやらは順目順目と行くものだから、顔ベルコも予想して待ち構えている。いわゆるシェイプとやらよりも密集から近場をついた方が楽にゲインできてしまう。笑っちゃうよ……ああ、これもいわゆるシェイプとやらの効能の一つなんですか、そうですか。

両FBを比較する。フィールディングに関しては互いに勝るとも劣らぬ、失礼、劣るとも勝らぬ。アヌス#15有害君が狙われないのは、顔ベルコのキック使いが#10正面君ぐらいなのに加え、正面君のキックでは飛距離が稼げないからか。顔ベルコ#15濱島君が狙われないのは、例のキックはボールの放棄という益体もないイデオロギーを撲滅できていないからだろう。相手のキックに備え誰かがバックフィールドをケアするという意識は顔ベルコが高く(とは言っても比較の対象がアヌスだし)、アヌスは皆無。しかし顔ベルコがアヌスの後背をつくキックを使うことはなかったので、有害君の判断は怪我の功名というところだろう。

アヌスはマイボールの時間を極力長くすることでDF機会を減らすという戦略である。数少ないDF機会で鉄桶の守備を見せるかというとそれもない。極限まで神経を研ぎ澄ましたDFなのでDF機会を減らすことが求められているというのなら説得力があるが、お粗末なDFを隠蔽するためにマイボールの時間を長くしているだけである。

顔ベルコのDFがザルなのは頭が悪いからだろう。

試合冒頭から顔ベルコがテリトリーで圧倒し先制したものの、その後はテリトリーの優勢が追加点に結びつかず膠着し、そしてお決まりの逆転を食らう。アヌスもいい加減なプレイで引けを取るものではなく、顔ベルコを突き放せぬまま膠着する。ときおりの失笑、憫笑、嘲笑で試合時間が過ぎてゆく。逆転だの再逆転だのがあったものの盛り上がらず。最後はアヌスのダメ押しPGが失敗し顔ベルコが逆撃を試みたものの球出しが乱れてアヌス#17チン太郎君にダメ押しトライを許す。有料入場のお客様に失礼だ。

そしてEDがワークレートが高い、サンスポ紙の報道によるとアヌス球団が意外とタックル率が高いと評価する#3働け山君は例によってうどの大木でした。働け山君を絶賛するやつの正気を疑う。

いつも気になるのだが、ワークレートだとかタックル率だとかの語句を持ち出すのにその数値を公表しないのが不思議である。しかも高いと明言しているのだから、比較対象の選手名とその数値も合わせて公表する義務があろう。

そもそもワークレートとかタックル率とはどのように定義され、どのように算出されるのか。たとえばタックル成功率であれば

タックル成功率 = タックル成功数 ÷ タックル試行数

で算出する。NFLではタックル数とはタックル成功数のことであるから、タックル率なるものがあればタックル成功率のことである。しかし、トップリーグ公式スタッツにおいてはタックル数はタックル試行数と定義されている。したがって、アヌスの言うタックル率とは

タックル率 = タックル試行数 ÷ タックル機会数

なのかもしれない。あるいはもっと馬鹿げたものであるおそれもある。とにかく胡散臭い。ワークレートも同様である。だまされるのはバカ田カルトぐらいのものだろう。

水島新司は高校野球史上最強の打者として山田太郎選手を挙げ、なんと言っても打率7割5分ですよ、7割5分!と力説している。これにならい

働け山君のワークレートは7割5分!

かつ

働け山君のタックル率は7割5分!

と称賛してやろう。

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©SERPODA 作成:2014-02-06