釜石 36‐14 ビッグブルー (2010-10-11)・他

釜石 36‐14 ビッグブルー(2010-10-11)

トップイーストリーグ第4節

ref. 下村 大樹氏

in 秩父宮

出場選手

釜石No.ビッグブルー
氏名R/S氏名R/S
斎藤 芳1月野 鉄平→S16
小野寺 政人→S162夏目 賢
佐々木 和樹→S173梅原 洋平
三浦 健博4井手 涼一→S18
すっとこ F.→S185石田 雅人
須田 康夫6高 聡伸
佐伯 悠→S197赤井 大介→S19
馬渕 勝8徳力 拓→S18
長田 剛→S209塩谷 純司
小原 義巧10道廣 祐太
佐々木 天晃11勝俣 啓太
N. 武蓮傳→S2112馬場 善友→S21
P. アラティニ13湯元 孝治
清水 雅之14畠山 健→S22
津嶋 俊一→S2215小玉 達郎
吉田 竜二16冨沢 翔太
神田 佑樹17野田 敬司
L. ラターヘーパイア18棚橋 建太
岡崎 英二19古賀 彰
細川 諭20山中 俊幸
菅野 朋幸21高梨 達也
P. ミラー22南 繁治

得点経過

   SW     0                  3            10               10
                             P             G
1st Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4--    SCORE
                                      G            X
   BB     0                           7                     3
		
前半00分 SW 0‐0 BB
BB KO、北へ。#15小玉君。
ダイレクトタッチ。
前半01分 SW 0‐0 BB
承前、釜石ボールで1stスクラムとなるセンタースクラム。#8馬渕君のサイドアタックで10mゲイン、さらに右へ展開し、合計30mのゲインとなる。
前半02分 SW 0‐0 BB
承前。BBの蹴り返し。ライン際(ボールの短径1個分内側)に落ちたナイスタッチがダイレクトタッチと認定される。
前半08分 SW 0‐0 BB
SWのパスが乱れ、BB#14畠山君に拾われる。左スミに位置していたSW#13アラティニ君、ナイスタックル!
前半11分 SW 0‐0 BB
アラティニ君のナイスラン。PKを得る。
SWはPGを狙わず犬モール。ラインアウトでオブストラクションで犬失敗。
前半19分 SW 3‐0 BB
SW PG正面17m成功、#15津嶋君。
前半20分 SW 3‐0 BB
SW#14清水君、右スミでなぜか抜けてしまう。
前半21分 SW 3‐0 BB
アラティニ君のスティールから馬渕君へ。Goal at 9でノットリリースザボール。
前半22分 SW 3‐0 BB
ウォーターブレイク。
前半26分 SW 3‐0 BB
清水君、左スミを抜ける。馬渕君のサポートが失敗し、ノックオンとなる。BBにオフサイドあり。
SW犬失敗、Goal at 7でオブストラクション。
前半28分 SW 3‐7 BB
SW#11天晃君のショートパント。BB#11勝俣君が拾って58独走トライ。
G正面21m成功、#9塩谷君。
SW入替: #12N.武蓮傳君→#21菅野朋幸君。SWは第一CTBにアラティニ君、第二CTBに天晃君、WTBに菅野君という布陣となる。
前半32分 SW 3‐7 BB
BB入替: #4井手涼一君→#18棚橋建太君。
前半33分 SW 10‐7 BB
SW#21菅野君の3人抜きトライ。タテへのスラローム。
G正面15m成功、津嶋君。
前半35分 SW 10‐7 BB
BBスクラム。SWが回してターンオーバー。
前半37分 SW 10‐7 BB
承前。SWスクラムから大きく動かしてゲイン。馬渕君またノックオン。
前半41分 SW 10‐7 BB
BB PG左中間42m失敗、塩谷君。
SW#4三浦君がフェアキャッチ、#9長田君が蹴り出してハーフタイム。
   SW    10 17   24          31       36                    36
           G      G           G        T
2nd Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4--     SCORE
                                                  G
   BB     7                                      14         14
		
後半00分 SW 10‐7 BB
SW KO、#10小原君。
後半01分 SW 17‐7 BB
SW T、天晃君。4人蹴散らす。
G右中間23m成功、津嶋君。
後半06分 SW 17‐7 BB
SWのグラバー。BBのノックオンのボールを清水君が拾い損ねる。拾えていれば確実にトライ。
後半08分 SW 24‐7 BB
SW T、アラティニ君。パスダミーでかわす。
G正面12m成功、津嶋君。
BB入替: #12馬場善友君→#21高梨達也君。
後半13分 SW 24‐7 BB
馬渕君がジャージを引っぱられ、ラック到達が遅れる。到着後ただちにハンド。……
後半14分 SW 24‐7 BB
ラックをめくってSWがターンオーバー。すぐに笛でSWにPKが与えられる。SWの反則や違反があったようではないので、タイミングの悪い笛なのだろう。
後半18分 SW 24‐7 BB
SW PK左中間22mを蹴り出す。
BB入替: #1月野鉄平君→#16冨沢翔太君、#7赤井大介君→#19古賀彰君。
後半20分 SW 31‐7 BB
承前。SW T、#5すっとこ君。犬モールからのサイドアタック。
G左25m成功、津嶋君。
SW入替: #5すっとこF.君→#18L.ラターヘーパイア君、#15津嶋俊一君→#22P.ミラー君。追加点を挙げた人はお疲れさまでした。
BB入替: #14畠山健君→#22南繁治君。
後半26分 SW 31‐7 BB
SW#9長田君とBB#9塩谷君、もめる。
SW入替: #3佐々木和樹君→#17神田佑樹君、#9長田剛君→#20細川諭君。
後半29分 SW 36‐7 BB
SW T、#22ミラー君。カウンター、5人かわして70mゲインから清水君→アラティニ君とつないでゴール前でもう一度ミラー君。
G左スミ30m失敗、小原君。
SW入替: #2小野寺政人君→#16吉田竜二君。
BB入替: #8徳力拓君→#17野田敬司君。
後半31分 SW 36‐7 BB
小原君のミスキック。BB落球。
確率論的な擾乱こそが小原君の持ち味。
後半34分 SW 36‐7 BB
天晃君のヘッドオンタックル。BB#6高聡伸君をアオテン!
SW入替: #7佐伯悠君→#19岡崎英二君。
後半37分 SW 36‐7 BB
SWのDF。一次でそろっているときはあっさり抜かれ、二次で人数不足+でこぼこラインのときにきっちり決める。
後半39分 SW 36‐7 BB
BBの右展開。SWはGoal at 2でタッチに押し出すが、ラインオフサイドあり。
後半40分 SW 36‐14 BB
承前。BB T、#19古賀君。PKからの速攻。
G正面左20m成功、塩谷君。
後半42分 SW 36‐14 BB
フルタイム。

観戦記というかむしろ雑感

この試合が塩試合だったら北上(栗田戦)は回避しようと思っていました。満足はしないものの、そこそこ観られる試合でした。

ラインアウトにおけるオブストラクションのこと

今年度より厳しく取り締まられることになったラインアウトのオブストラクションですが、サポーターがジャンパーより前に出てはいけないことは従来通りです。ボールキャリアへのタックルを前方で妨害する結果になればオブストラクションになる。もちろん、モール成立後、ボールが最後尾付近に移動してから密集が前後に割れてもダメ。つまり、これまでいい加減にやってきたツケを払っているだけのことです。

この裁定について、レフェリーとの相性とかを云々するのはまったくの筋違い。下村氏の笛は正しい。不満ならワセボールに転向すればいい。ワセボールにこの手の反則はないからなッ。

昨年度まで黙認していたことがなぜ今年度になって通達があったのか。これは犬モールの横行に対するIRBの不快感の顕れなのだろう。W杯で犬モールなんか何度も見せつけられてたまるか。

ところで、ラインアウトではジャイアンがサポーターになることが、ひょっとしたら、歓迎されているのではないか。

オレ様が持ち上げてやったんだ、オレ様の盾になれ!

てな具合に。オブストラクションは取られないし、ジャンパーが相手チームにボコられてもジャイアンが必ず復仇してくれるし、安心だねのび太君。

第二節のレッドドルフィンズ戦をTV観戦していて気になった対犬モールDFですが、生で観る機会がなかった。不愉快な話題だし、言及は後日!

戦術のこと

後半中盤以降の、大きくボールを動かすラグビーはいいね。

これを敷衍して80分実行可能になって初めてトップリーグ昇格を狙う球団と目されるようになるだろう。順調に行けば数年後か?

その一方で、いまだ犬モールから脱却できないのは情けない。試合序盤~中盤はFWで圧力をかけ、終盤一気にBKで……というゲームプランではトップリーグ昇格は不可能です。それは横綱が三役クラスに確実に勝利するための方法論であり、王者を倒さねばならぬ挑戦者にふさわしいものではない。まずFWで圧力をかけるという前提が成り立たない。トップリーグに行けば、FWで圧力をかけるどころか、劣勢のFW戦をいかにしのぐかが重要課題となります。(これは戦略的な事実です)

あとは……#22菅野君がタテ方向へのステップを見せたことが収穫ですね。さすがに今日ではトライ王子なんていう呼称は立ち消えになりましたが、菅野君はむしろマエストロと呼ばれる路線に向いているんじゃないか。釜石の試合を観戦したオヤジ二人が行きつけの店のカウンターで飲んでいるとしよう。感想戦で、あるときは最初から話が一致したり、あるときは鋭く対立したりしながら、やがて話題も尽きてくる。そんなとき「今日の菅野、よかったよな…」 一分弱の間をおいて「…ああ、あのプレイはよかった」 そしてしばらく無言の時間が続く。…そういう選手になってほしいわな。黄色い歓声がほしいのであれば、釜石にいる意味はない。

#9長田君は低レベルの挑発に乗りすぎる。弊サイトを常時チェックしている閑人諸賢ならすでに何度か読まれたと存ずるが、挑発は自分のレベルに応じて行なわれるものだ。自分ならこれで逆上するという確信があるので、それを他人にも敷衍している。すなわち、てめえの安っぽさを喧伝してる。いちいち熱くなるには及ばない。報復をするなら、裏で糸を引く人物を対象とすべきだろう。そもそも塩谷判官は鮒ぢや鮒ぢやこの鮒侍めで短慮こいた人物だろうが。

ということで、お約束の忠臣蔵ネタでした。

秋田 13‐39 栗田(2010-10-11)

前半は互角~やや秋田優勢といったところか。

しかし後半になると秋田から集中力が失われる。軽いプレイと雑なプレイが交互に続き、横隔膜より下のプレイがまったくできなくなってしまう。何でもないショートパントに反応できず栗田にキープを許すとたちまち連続トライを献上、試合は事実上ここで終わる。

こんな秋田に後半追い上げられた釜石は何だったのか。あるいは、第一試合の後半に見事なラグビーを見せた釜石に猛追ができた(と聞く)秋田は何だったのか。すべては旧松倉グラウンドが飲み込んだ謎となったか。

暑さのせいにするのは非常に簡便な逃げ口上です。秩父宮は秋田にだけ選択的に暑かったのか? 首都圏在住者にもこたえる暑さであったが、その理由では栗田が暑さに耐えられた理由を明らかにしてはいない。秋田の準備不足・練習不足と考えるのが妥当だろう。

往古、釜石の黄金時代には、北日本のチームが暑さに弱い云々は語られなかった。試合が厳冬期だったこともあるが、北日本のチームにとって秩父宮や花園での試合は亜熱帯でのマッチメイクのように感じられたのではないか? 冬場の高温と夏場の高温を同一視するのは愚かであるが、北日本から全国区の強豪が生まれれば暑さ云々は問題にされないだろう。いや、問題提起ができなくなるだろう。

北日本からトップリーグの強豪が現れれば、もう暑さを言い訳にできなくなる。その程度の問題と確信している。秩父宮や花園に乗り込んで勝利をもぎ取らねばならない立場であることの理解と日ごろの練習量が足りないだけなのだ。

逆に聞くが、秋田は首都圏や関西圏の気温が高ければ、それを理由に敗退行為をも辞せぬ覚悟なのか?

栗田は……実力の程度がよくわからん。いや、秋田の自滅により勝利が転がり込んだと言うべきか。差し出された勝利を遠慮せずに受け取っただけさ。

その他の試合

相模原 57‐8 ラガッツ(2010-10-09)

サンデルフィス 0‐84 武蔵野(2010-10-09)

東京ガス 50‐19 レッドドルフィンズ(2010-10-09)

御手洗 78‐7 ウィングス(2010-10-09)

武蔵野はいまだに強いのか?

暫定順位(第4節終了)

チーム名勝ち点得失点差暫定順位変動
相模原20+2391
釜石20+992
御手洗19+1683
東京ガス15+914
栗田工業14+285
武蔵野10+16
ビッグブルー10+717
レッドドルフィンズ5-608
ラガッツ4-769
秋田1-12410
サンデルフィス0-15811
ウィングス0-27912

勝ち点をこれまでにどれだけ獲得したかが順位に最も強く反映されるわけですが、やはり最大の興味は最終的な順位がどうなるかというところにあるのではないか。強い球団・好調な球団との対戦を多く残していれば今後の勝ち点の伸びは抑制され、弱い球団・不調な球団との対戦が多ければ終盤の猛チャージもあり得る。

勝ち点のギャップのある暫定7位と暫定8位の間で上位と下位とに分けるとすれば、上位との対戦を多く残しているサンデルフィスは最も不利な状況です。暫定最下位のウィングスは、上位との対戦で順当に敗けているだけで、暫定2位ながらも取りこぼしの多い釜石、力量のほどがよくわからぬ武蔵野とかビッグブルー、そして下位球団との対戦が丸々残っているのでさほど不利ではない。

上位陣では御手洗がダークホース的な存在になっちまったなあ。

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©SERPODA 作成:2010-10-20 訂正:2010-10-24