相模原 20‐29 釜石 (2008-09-07)

トップイーストリーグ11

ref. 堀江 学氏

in 盛岡南

出場選手

相模原No.釜石
氏名R/S氏名R/S
藤田 幸仁→S171浅田 哲哉
杉本 剛章2小野寺 政人
塚原 稔3長沼 英幸
村上 崇4三浦 健博
T. フラベル→S185三浦 智拓→S18
佐藤 兇輔6菊若 W.
呆れ中川7岡崎 英二→S19
半沢 拓朗8馬渕 勝
正田 勝彦→S209キング池村→S20
塩谷 浩司→S2110P. アラティニ
山崎 智之11森山 裕樹→S22
兼村 裕介→S2212細川 進→S21
J. タラント13津嶋 俊一
椚 露輝14菅野 朋幸
大和田 祐司15ぬるぽ王子
井上 恭兵16下山 信吾
中村 優一郎17渡邉 潤一
R. ロビンソン18保坂 豪
徳田 亮真19佐伯 悠
芝本 裕吏20八重樫 俊介
安井 新太郎21佐々木 天晃
岩倉 大志22清水 雅之

得点経過

 相模原   0                         3                       3
                                    P
1st Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4--    SCORE
                          P       G               P
  釜石    0               3      10              13        13
	
前半00分 相模原 0‐0 釜石
釜石KO、#13津嶋君。南へ。
前半12分 相模原 0‐0 釜石
釜石#10アラティニ君のラン、自陣22m区域内から敵陣10m線を突破。
それまで試合は釜石22m区域内で推移していた。
前半13分 相模原 0‐0 釜石
承前。釜石、アラティニ君からつないで右中間フリーの#14菅野君へ。しかし、ボールを持って最初の一歩で転倒。
前半14分 相模原 0‐0 釜石
アラティニ君のラン、しかしノックオン。Goal at 11。
前半16分 相模原 0‐3 釜石
釜石PG正面右21m成功、津嶋君。
前半20分 相模原 0‐3 釜石
ウォーターブレイク。
前半22分 相模原 0‐3 釜石
釜石#15ぬるぽ王子のパスが相模原の選手に当たる。位置的にはOKのはずだが、ノックオンにされる。
これはレフェリー堀江氏の位置が悪い。でも落球すれば何でもノックオンなら、それはそれでいいさ。
前半24分 相模原 0‐10 釜石
釜石T、#8馬渕君。いいスワーブだ!
G正面左22m成功、津嶋君。
前半26分 相模原 3‐10 釜石
相模原PG左中間37m成功、#9正田君。
前半32分 相模原 3‐10 釜石
釜石ラインアウト。先頭の選手の前にレシーバーの#9キングが走り込んでボールをもらう。
鮮やかなムーブながら、ラインアウト開始時に2mの間隔を置かねばならないという競技規則の要件を満たしていたかは……微妙だな……ヒマな人が計測しろ。
前半34分 相模原 3‐10 釜石
釜石#12細川君、自陣ゴール前のラックのこぼれ球を拾って独走! Goal at 10で惜しくも相模原#7呆れ中川君他一名に捕まりノットリリースザボール。
前半37分 相模原 3‐10 釜石
釜石PG右30m失敗、津嶋君。
前半38分 相模原 3‐10 釜石
承前。相模原ドロップアウトでFWの飛び出しが早い。
釜石に22m線上でスクラムが与えられる。
前半39分 相模原 3‐10 釜石
承前。釜石スクラムで相模原#1藤田がコラプシング。
この頃までにはスクラムで藤田が落ちるパターンが定着。
前半40分 相模原 3‐13 釜石
承前。釜石PG正面22m成功、津嶋君。
前半41分 相模原 3‐13 釜石
相模原KOがノット10m。正田君。
前半42分 相模原 3‐13 釜石
ハーフタイム。
 相模原   3 10       17 20                                 20
            G         G  P
2nd Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4----+ SCORE
                P              P         P           G
  釜石   13    16             19        22          29     29
	
後半00分 相模原 3‐13 釜石
相模原KO、正田君。
後半02分 相模原 10‐13 釜石
相模原T、#5フラベル君。相模原はゴール前でフラベル君の力技に頼るつもりらしい。
G左24m成功、正田君。
後半06分 相模原 10‐16 釜石
釜石PG正面24m成功、津嶋君。
後半10分 相模原 10‐16 釜石
津嶋君ナイスセーブ!
後半11分 相模原 10‐16 釜石
相模原入替: #9正田勝彦君→#20芝本裕吏君。
後半12分 相模原 17‐16 釜石
相模原T、呆れ中川君。呆れ中川君起点のカウンター。レフェリーの位置が(おそらく)悪く、呆れ中川君のスローフォワードを見逃す。ダンゴを押し込んだとき呆れ中川君がボールを保持していた。
G正面10m成功、#15大和田君。
後半14分 相模原 17‐16 釜石
釜石入替: #11森本裕樹君→#22清水雅之君。
相模原入替: #6T.フラベル君→#18R.ロビンソン君。モール内でレフェリー・メインスタンド側アシスタントレフェリー黙認の元に釜石の選手にスリーパーホールドをかけ続けていたフラベル君はここで降板。
後半15分 相模原 20‐16 釜石
相模原PG正面20m成功、大和田君。
後半18分 相模原 20‐16 釜石
釜石入替: #7岡崎英二君→#19佐伯悠君。
後半21分 相模原 20‐19 釜石
釜石PG左中間23m成功、津嶋君。
ウォーターブレイク。
後半23分 相模原 20‐19 釜石
相模原入替: #1藤田幸仁→#17中村優一郎君、#10塩谷浩司君→安井新太郎君。
後半30分 相模原 20‐19 釜石
相模原#6佐藤兇輔君の露骨な横入り。しかしボールは奪えず。ここで初めて反則と認められる。
後半31分 相模原 20‐22 釜石
承前。釜石PG左40m成功、津嶋君。ナイスゴール!
釜石入替: #12細川進君→#21佐々木天晃君。
後半34分 相模原 20‐22 釜石
相模原入替: #12兼村裕介君→#22岩倉大志君。
釜石入替: #5三浦智拓君→#18保坂豪君、#9キング池村→#20八重樫俊介君。
後半35分 相模原 20‐22 釜石
菅野君のジャッカル。失礼、しっかり立っていたから「ジャッカル」みたいなグレイゾーンのプレイじゃないな。
後半37分 相模原 20‐22 釜石
釜石、右展開。#22清水君が抜けた!と思ったらノックオン。Goal at 15。
後半39分 相模原 20‐22 釜石
相模原#13タラント君がバックスタンド側タッチにて馬渕君を殴打いや乱打。バックスタンドの釜石サポーターがわらわらと駆け寄り浦和レッズ状態、あとは発炎筒が投げ込まれるばかり。ぎゃはははは。
このときタラント君はスタンドの釜石サポーターに水をかけようとしたらしい。おっ、発炎筒対策のつもりか? ちなみにタラント君は昨年度までサンゴリアヌス所属。
後半40分 相模原 20‐22 釜石
ロスタイム4分のボードを持って現れたのがリュージタカハシ。ぎゃはははは。
後半43分 相模原 20‐29 釜石
釜石T、アラティニ君。相模原#22岩倉君のノックオンを#21天晃君だか清水君だかが足にかけ、インゴールでアラティニ君が押さえる。
G右中間20m、津嶋君。
後半45分 相模原 20‐29 釜石
フルタイム。

観戦記と言うか何と言うか……ああ、「たわごと」だな。

たわごとなら何を言ってもいいな。

まさかの勝利

いやあ、勝てるとは思ってもいませんでした。でも、相模原から勝ち点が取れるとしたらカスプロウィックス君のアレで浮き足立ってる状況でしかないよなあと思っていたのに、相模原サポーターにすると「いくら釜石相手でもこのメンバーでは勝てるわけがない」とガックリ来てたとさ。釜石側にとってはまさかの勝利でも、相模原側にとっては予見できた敗北だったようです。

「チームがまだ弱小の時代ならともかく、いま(タラント君のように)相手を殴ってちゃダメだよ。しかも負けているときにあれはみっともない! …もうグラウンド整備してやるのいやになっちゃうよ」 こういう述懐ができるあたりが格上というやつか。

勝因とは

まずルール改正と馬渕君の加入でしょう。これがうまく回りました。相模原の対応については後述しますが、釜石は5m下げられたオフサイドラインを有効に使いましたね。

次いで津嶋君です。80分間集中している津嶋君を初めて観ました。新日鐵時代にもなかったことです。最大のサプライズということであれば、まさしくこれです。この試合が最初で最後でないことを望むばかりです。

うれしい誤算なら岡崎君もそうです。ひゃあ、マジかよ、ホントにラックの一番下に入り続けたよ!

ここまでが直接的な働きを示した人かな。

そこでPlayer of the Matchを;

Player of the Match: #3長沼英幸君

対面(#1藤田・#17中村君)が必ずコラプシングをやらかすので、スクラムがかなり高い確率でPKに化けるという錬金術を評価しました。これでハンドリングエラーもへっちゃらさ!

いや、長沼君一人が傑出した働きをしたというのではなく、第一列を代表して長沼君という意味です。

快勝・完勝した試合はすべての歯車がキッチリかみ合ったときです。一人の英雄によってもたらされたものではない。誰かのベストプレイによってもたらされたものでもない。一人一人が仕事を全うした結果ですよ。

ここでちょっと疑問手を。相模原のコラプシングで得たPKで一度もスクラムを選択しなかったのはなぜだろう。一気に相手第一列をまとめて葬る好機だぞ。藤田が何度も落ちているし、PKでスクラムを選択することで反則の繰り返しをレフェリーに意識させることも戦術でしょう。

でもあのレフェリーだと「クソ弱い相模原にスクラムを挑む時点で釜石にコラプシングの責任がある」とか考えそうだったしなあ。勝ち過ぎないことも重要だったかもしれませんね。

小ネタ系ですが、明らかに体調不良と見えた細川君が悪いなりにまとめたのは喜ばしい限りです。現在のチーム状況に照らせば物足りないかもしれませんが、加齢による衰えや故障との共存を余儀なくされる年代になってもそれなりの働きができる目処が立ったように思えます。そう、無病息災ではなく、一病息災が生き残りの道だよ。

ふん、細川君がいつもどおりなら、呆れ中川君ごときに捕まらずに85m独走トライだったよ。

敗因とは

ああ、相模原のことだよな。

まず立ち上がりからのSH潰しを前半10分あたりで切り上げたことがなんとも解せません。一時期キングは肩を押さえて立ち上がることもできませんでした。潰すならそのままやってしまえ。代わるであろう八重樫君にも痛打を浴びせ続けろ。なのに、勝手に遠慮して打ち切ってしまったわけです。あまりにも釜石をなめた行為だな。キングに続き八重樫君まで壊れたあとなら武士の情けとも言えましょうが、キングがまだ立てるうちにやめちゃったのは相模原の不覚悟としか言いようがありません。

この試合でも何度かあった光景ですが、ダンゴが解消される過程で、釜石の第一列が離れたあとも残骸に居残っているのが相模原の#5・#6・#7! これは笑える。いわゆるバックファイブの走力の差が勝敗に直結したと言えます。

特に不思議だったのが#6佐藤兇輔君。フローターの位置にいてダンゴには参加していないはずなのに、なぜかダンゴの残骸付近に最後まで留まっていました。いったい何を意図していたのか。

釜石のOFは、スクラムからの場合、馬渕君のサイドアタックが起点になっていますが、ブラインドサイドFLの兇輔君が柔道で組み手に行くようなタックルでは止めようがありません。せっかくオフサイドぎりぎり、失礼、オンサイドぎりぎりでブレイクしてレフェリーの目をごまかしたのに、それも無駄になったわけです。最初のDFが愚か者で非常に助かりました。

後半30分過ぎに#13タラント君が馬渕君に暴行に及んだのも遅すぎます。釜石の攻撃の起点を潰すのならもっと早い時間帯に合法的にやらなきゃ意味ないでしょ。#5フラベル君の複数回にわたるモール内でのスリーパーホールドを不問にし続けたように、レフェリーもアシスタントレフェリーも暴力行為に関しては非常に寛容な方々でした。おそらくご自身が首を締められたり殴られたりしても反則にはしなかったと思われます。堀江氏は不行跡を奨励している笛を吹いていたんだぜ。

また、スクラムで再三コラプシングを犯したことも挙げられます。#1藤田の慣れぬ左PRが大きかったようです。それでも釜石がPKでスクラムを選択しなかったことでかなり助かっています。いや、釜石が畳み掛けてこなかったことで相模原が逃げ切るという展開もあり得たなあ。

この暴行とスクラム選択は相模原・釜石双方の痛み分けでしょう。しかし堀江氏をはじめとするマッチオフィシャルは男を下げたね。

試合後に相模原サポーターに聞き取った限りでは、呆れ中川君が走ったプレイとしては細川君の独走を止めただけという反応でした。FLがそれでは勝てないな。

次戦に向けて: 勝って兜の緒を締めよ

二日落ちに注意! 次の試合は確実に開幕戦ほどのパフォーマンスはできません。悪化をどれだけ食い止められるかがテーマですよ。

さて、開幕戦で残念なプレイがありました。前半34分の細川君の独走です。なぜ誰もサポートしない。残る14人全体の怠慢ですが、二名だけ名指しで非難させてもらおう。

岡崎君。無理無体な、あるいは非人道的な要求であることは承知していますが、ここでサポートにつくことが君の仕事だろう。FWをしている限り、FLをしている限り、この仕事から逃れられません。「仕事」ということは、それが君への評価であり期待であるわけだが。

菅野君。「トライ王子」とか呼ばれている間に結果を出してみろよ。このままでは来季かその次かには「なんだ菅野が。試合投げだな」という存在になってしまうぞ。君がトライゲッターであること、チームがそう位置づけていること、観戦試合数が増えれば増えるほどそれらに否定的な事実だけが積み上がってゆく。トライゲッターとしての自負があればついて行けたと思うし、労せずトライを獲れた局面だったと思うが。

ちなみに相模原サポーターにとってはこの場面は釜石に傾いた流れを引き戻そうかというプレイだったとか。つまりここでトライを獲られたら46分を残して投了だったわけです。まあ、トライを阻止しても流れは変わらなかったわけですが、それはあくまでも結果論です。結果オーライだったから不問では、成長はないだろう。

また、釜石は立ってプレイする意識こそ感じられましたが、釜石の立ったつもりは世間レベルの立ったプレイの域に達していません。反則すれすれのプレイを志向するのではなく、公明正大なプレイを志向しよう。一回二回は獲れるボールも獲れないこともあるでしょうが、長期的には必ず有利に運ぶでしょう。目先のプレイに走ったサンゴリアヌスが開幕戦であの体たらく、しっかり立ってプレイすることを実行したワイルドナイツが今期も好調な出だし、これは教訓になりませんか?

そこでケムズ戦です。相模原に勝ったことで釜石をなめきった姿勢で臨むことはなくなったと思われます。相当気を引き締めてくるでしょう(それでFWの走力が向上するかどうかは疑問ですが)。しかも東日本リーグ時代から合い口の悪い相手です。苦戦は免れません。

過去のケムズ戦では近場の密集戦でいてこまされてそのまま試合が決まるというパターンでした。しかも愚かなことに釜石からそれを挑んで玉砕しています。ボールをすばやく遠くまで動かす試みが実行された記憶がありません。そろそろ試してみてもよい頃です。やれ。

ケムズ戦は「近い将来の生き残りを賭けた試合」のみならず、相模原戦の結果の評価もかかった試合です。もうちょっと踏み込めば、秩父宮のサンデルフィス戦での集客もかかっています。相模原戦の勝利を無駄にしないためにも惨敗はできません。もちろん苦戦は免れませんが、必ず勝機はあります。あるはずだ。

世界のラーカム、噂どおりの実力か見せてもらおう。(^▽^)

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©SERPODA 作成:2008-09-16