三菱重工相模原vsお釜石塩ウェイブス (2005-11-27)

トップイーストリーグ10

ref. 山田 智也氏(関東協会)、tj1. 永田 瞬氏(関東協会)、tj2. 加賀谷 真人氏(関東協会)、tj3. 味岡 康氏(関東協会)

in 八王子上柚木

出場選手

三菱重工相模原No.お釜石塩ウェイブス
氏名R/S氏名R/S
藤田 幸仁→S171浅田 哲哉
児玉 智繁2重枝 孝二
塚原 稔3武藤 恵介→S16
村上 崇4三浦 健博→S17
大崎 公嗣→S195保坂 豪桜庭 吉彦→S20
佐藤 兇輔6三浦 智拓及川 浩樹→S19
呆れサンダ 中川7及川 浩樹京野 和也→S18
B. ウーリッチ→S188F. チビ太三浦 智拓
芝本 裕吏9池村 章宏
豊山 寛→S2010H. 低ラー
山崎 智之11金 和則→S21
D. タウシリ→S2112西田 登喜
佐々木 健次→S2213細川 進
内山 康文14津嶋 俊一F. チビ太
豊田 大生15木立 博臣→S22
西山 淳哉16京野 和也下山 信吾
洲河 雅俊17下山 信吾保坂 豪
貝塚 勇18佐野 竜介
R. ロビンソン19岡崎 英二
田附 大典20八重樫 俊介
N. コリンズ21藤原 誠
真壁 悟22津田 康太

得点経過

 相模原   0    7  12           17       22         27      27
               G  T             T        T          T
1st Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4--    SCORE

 お釜石   0                                                 0
	
 相模原  27                                     34         34
                                                 G
2nd Half  0----+----1----+----2----+----3----+----4--    SCORE
                           G
 お釜石   0                7                                7
	
前半00分 相模原 0‐0 お釜石
お釜石KO、#13細川君。北へ。
お釜石#15木立君、キック処理でNEC。
前半01分 相模原 0‐0 お釜石
お釜石、自主的なポジションチェンジ: #11金君FB、#15木立君左WTB。
前半03分 相模原 0‐0 お釜石
相模原、犬モールを狙うもノックオン。Goal at 3。
前半05分 相模原 7‐0 お釜石
相模原T、#8ウーリッチ君。犬モールが崩れたダンゴを押し込む。
G右24m成功、#12タウシリ君。
前半08分 相模原 12‐0 お釜石
相模原T、#13佐々木君。木立君のフィールディングエラーから左展開。
G左23m失敗、タウシリ君。
前半22分 相模原 17‐0 お釜石
相模原T、#14内山君。
G左スミ30m失敗、タウシリ君。
前半25分 相模原 17‐0 お釜石
金君のNEC。
前半26分 相模原 17‐0 お釜石
木立君捕まってラック、金君が入ったがスイープならず。
前半28分 相模原 17‐0 お釜石
相模原の犬失敗、お釜石ターンオーバー。相模原の飛び蹴りをかわして#10低ラー君蹴り出す。
カンフー映画さながらの飛び蹴りでした。佐藤兇輔君か? スパイクの底を相手の顔面に向けておきながらおとがめなしという判定もどうかと思う。
前半31分 相模原 22‐0 お釜石
相模原T、ウーリッチ君。犬モール。
G左23m失敗、タウシリ君。
前半42分 相模原 27‐0 お釜石
相模原T、#15豊田君。
G左26m失敗、タウシリ君。
ハーフタイム。
後半00分 相模原 27‐0 お釜石
お釜石入替: #11金和則君→#21藤原誠君(FB)、#15木立博臣君→#22津田康太君(左WTB)。
後半08分 相模原 27‐0 お釜石
相模原入替: #12D.タウシリ君→#21N.コリンズ君。
お釜石入替: #6及川浩樹君→#19岡崎英二君(FL)。釜石の第一列に特に変化なし。
後半09分 相模原 27‐0 お釜石
相模原、自陣ゴール前マイボールスクラムで#9芝本君がノックオン。
後半14分 相模原 27‐0 お釜石
お釜石入替: #4三浦健博君→#17保坂豪君(LO)。ゲームキャプテンの代行は誰だろう。第一列に特に変化は見られず。
後半17分 相模原 27‐7 お釜石
お釜石T、#19岡崎君。ゴール前ダンゴから出たボールを受けてタテに走り込む。
G正面右11m成功、低ラー君。
後半24分 相模原27‐7 お釜石
お釜石入替: #7京野和也君→#18佐野竜介君(FL)。釜石の第一列に特に変化は見られず。
後半25分 相模原27‐7 お釜石
相模原入替: #13佐々木健次君→#22真壁悟君。
後半28分 相模原27‐7 お釜石
相模原入替: #5大崎公嗣君→#19R.ロビンソン君、#8B.ウーリッチ君→#18貝塚勇君。
後半31分 相模原27‐7 お釜石
相模原入替: #10芝山寛君→#20田附大典君。
後半33分 相模原27‐7 お釜石
お釜石の5mスクラムなのに、相模原#9芝本君がタップキックで自ら走り出す。♪じゅうごのよ~る~
お釜石入替: #3武藤恵介君→#16下山“サンペイ”信吾君(右PR)。
後半34分 相模原27‐7 お釜石
相模原入替: #7呆れサンダ中川君→#16西山淳哉君。
後半35分 相模原27‐7 お釜石
お釜石入替: #5桜庭吉彦君→#20八重樫君(右WTB)。#8三浦智拓君がLO、#14F.チビ太君がNo.8。お釜石第一列に特に変化は見られず。
2005年度競技規則第3条第4項および第5項(d)違反の疑い。
後半37分 相模原27‐7 お釜石
お釜石#19岡崎君、相模原ラックの球出しに素早く反応、好タックル!
後半38分 相模原27‐7 お釜石
相模原、正面5mPKでスクラム選択。
後半39分 相模原 34‐7 お釜石
相模原T、#14。ラストパスのスローフォワード見逃しのワセダマジック。お釜石がそれをアピールする間に中央に回り込むソツのなさもワセダ。
G正面23m成功、#21コリンズ君。
後半40分 相模原34‐7 お釜石
相模原入替: #1藤田幸仁→#17洲河雅俊君。
後半42分 相模原34‐7 お釜石
フルタイム。

感想

相模原

いったい相良氏はチームにとって何者なのか。

前半スタンド最上段でトンデモ理論を振り回したり競技規則の珍解釈と珍適用を主張したりしていた間、チームはうまく回転していました。2003年度にノットロールアウェイを厳しく取り締まろうという機運がレフェリーソサエティで高まったのですが、それはタックルが成立した瞬間にタックラーがボールキャリアから手を離して立ち上がらないとボールキャリア側にPKを与えるというものでした。タックルが成立してもボールキャリアがボールを放さなかったり(ノットリリースザボール)、ボールを持ったまま立ち上がったり(ピックアップ)するのは不問というとんでもない運用だったのですが、相良氏にはいたく気に入られた様子です。2004年度にレフェリングの指針が示され、まずボールキャリアがボールを放したかをチェック、次にタックラーがボールキャリアから離れたかをチェックするという手順となりました。しかし電波な相良氏はこれを認めず、2003年度指針がいまでも有効としているわけです。

相良氏はハーフタイム以降ピッチに下りてしまいました。チーム運営にマイナスだから穏便に現場を離れて実権のない名誉職に祭り上げられたことをわかっていないんだなあ。はっきり更迭しないからこういう勘違い野郎がいつまでもチームにまとわり着く。後半は陣頭指揮で、策を授けて送り出す選手がことごとく不発という愚将ぶりを発揮しました。だから相良氏はチームに関わらなきゃいいんだって。

前半から相良氏が陣頭指揮を執っていたら試合がどう転んだかわかりませんね。ましてや浦田君を欠いている試合です。釜石の勝ちたくなさに助けられての勝利でした。

相良氏以外では呆れサンダ中川、ウーリッチ両君のラフファイトが印象的でした。ハンドオフってグーでできるんだ。スリーパーホールドありなんだ。立ち上がるときに倒れている選手を蹴っていいんだ。明治安田生命もラフファイト大好きチームでしたが、相模原はさらにその上を行きますね。

お釜石塩ウェイブス

選手がメインスタンドに挨拶に来たとき、「胸を張れ! 後半は同点だったぞ!」と叫んだものの、たとえ後半限定とはいえ互角であったとは思えなかったなあ。「手ごたえ」とか言っているのは神座氏とかその程度のレベルのバカでしょう。はっきり言えば取りこぼし、浦田君を欠いた相模原などはお釜石塩ウェイブスと同等のチームでしかないということです。つまり、より多くの錯誤を犯した方が敗けるというわかりやすい試合でした。お釜石が点差どおりの錯誤を犯してそのまま敗れたわけです。

まず低ラー君がNZセブンズ代表になれたことが疑問です。何が評価されてセブンズ代表になれたのか。スペースは見えない作れない、走っても止められる、裏にスペースがあってもキックを使わない……ギャラをいくらもらっているかわかりませんが、その金額でワイルドナイツからだぶついている日本人BKを引き抜けないものか。

後半開始から30分ごろまでの攻撃でわずか1T1Gに終わったのも低ラー君のおかげです。キックを使わないから相模原はラインDFだけを考えればよいわけで、これがあらゆる局面でDF側に数的優位をもたらしました。

後半はスコア上互角だったことで明るい材料とか大本営発表なことを言う向きもありますが、30分も攻めてゴールラインを一度しか陥れられなかった事実から目を背けてどうする。低ラー君の幼稚なゲームメイクではそれでも奇跡的な1T(1G)ですよ。

そもそも木立君にFBができるのかという疑問はキックオフ後数十秒で結論が出ました。やっぱりな。ノーマークでなければゲインを切れないWTBをFBに置いたらOFでは役に立たないし、DFでは失態続きのWTBをFBにしてDFで奇跡が起きたわけでもない。要するに首脳陣は木立君にFBができたらいいなという願望だけでFBに起用したわけです。前半1分から#11金君がFBに入り木立君がWTBに回るという常識的な配置転換が自主的に行なわれたのですが、これは首脳陣より選手たちの方が現実的な判断力があるということではないか。首脳陣が現場に容喙することが低迷の根本的な原因であると愚考します。

相模原の相良氏がFWを、釜石の神座氏がBKを仕切るチームができたら相当の見ものですよ。甲乙つけがたいバカ指導者だもんなあ。ラグビースクールの先生や高校の監督の反面教師として得がたい存在になるでしょう。

細川君はヘッドギア着用でやる気を見せましたが、前半半ばからマークを外へ外す傾向が顕著でした。前半の両WTB(木立・チビ太両君)では確かに外を押さえたくなりますが、むしろ自分の(あるいはチームの)走力に対する不安が大きかったのではないかと思います。原因がチキンハート云々ではないので比較的短期間で修正はきくでしょう。

明るい材料と言うのならまず西田君です。攻守にがんばっていました。まったく使えない低ラー君に替えてSOに入れてもよかったなあ。現在の釜石のフロントスリーでスペースが見えていることがはっきりしているおそらく唯一の存在です。金君をSOにしたくない(なぜブンさんとやらの顔を立てねばならぬのか)のならせめて西田君をSOにしてはどうか。

お釜石のBKラインは必ず立ち止まってボールをもらいます。いろいろ要因はあるでしょうが、現象としてはDFに目前まで詰められていますね。インターセプトの危険があるから間合いを保つために立ち止まらざるを得ないわけです。攻守双方に同じ時間が与えられているにも関わらずお釜石OFはどこかで時間を空費してしまった。どこで時間を空費したかと言えば、HB団とりわけ例の低ラー君です。パス方向に助走をつけるか立ち止まって完全に静止するかしないとパスが出せないのか? しかもレシーバーが前進しているとパスは必ず背後に逸れるわけで、低ラー君がパス動作に入ったら西田君なり細川君なりも立ち止まらないとなりません。その間にも相模原DFは詰めてきます。…HB団総とっかえもありでしょう。

お釜石の決定力のなさを嘆く人は多い。実際決定力は低い。しかし、それを云々する前に、決定力を発揮できる機会をなぜ作れないかをまず問題にしてほしい。相手DFを崩せているのか、相手DFを減らせているのか。それらができないのはなぜか、等。お釜石に致命的なまでに欠けているのはそうした知的な作業です。

たとえばチビ太君をWTBに起用したことを「奇策」とか「サプライズ人事」とか悦に入る関係者がいます。しかしチビ太君のラン獲得ヤードは期待したほどではありませんでした。印象ですがプラスマイナスゼロくらいかな。前述の要因に加え、お釜石BKのムーブはほぼSOのループ一辺倒(しかも見え見え)ですからDFに負荷らしい負荷をかけていません。50mのロスといった不名誉な記録を残してもおかしくない難局ではありましたがよくリカバリーしました。「奇策」が奏効したとは言えませんが、チビ太君の個人レベルでの健闘は賞賛に値します。

どうせならチビ太君をSOに置き、常に事実上の9-8を行なうことも検討してほしかったなあ(昨年度犬不忠にうっかりバツベイ君をSOに置いた実例あり)。スターターNo.8の智拓君も絡めて9-8-8もあり得るだろうし、八重樫君もまじえればさらに錯綜させられます、少なくともOFは。まあ現首脳陣にこれだけの構想力を求めるだけ野暮か。

いや低ラー君を使ってフラットラインから突っ込ませるという手もあります。自陣インゴールから単独ランを仕掛けるほどのバカにはうってつけでしょう。もっとも対抗戦四位に低迷した明治にインゴール内でつぶされる程度の突破力ですから効果は期待しません。壊れても惜しくない人ですからいつ壊れてもいい使い方ができるというだけです。

いわゆる「接点」も当たる際の踏み込みの問題なんですけどね。お釜石はまったく踏み込んでいないので当然「接点で負ける」ことになります。前相撲でさえ横綱の胸を借りれば土俵際まで押し込めるわけです。ニュートンの運動方程式ですよ。お釜石がなぜ踏み込めないかは前述のとおり。

残り二試合ですが、サンペイ君はぜひスターターで起用してほしい。スターターで行けるところまで行って、締めはベテラン武藤君に託す形が望ましいな。それで敗けてもたかだか入替戦です。現首脳陣のていたらくに比べたら別に悲観するほどの事態ではないでしょうよ。

久々にNo.8に入った三浦智拓君はよい気分転換になったと思います。関東学院時代のギラギラした不良な目つきが復活するといいなあ。いい兄貴分に納まってちゃダメだ。最近はブラインドFLでの起用が多くなりましたが、常にNo.8の気持ちでプレイしてほしいです。

ブレザー組の選手諸君! 出場の望みを捨てず存在をアピールせよ。確かに現首脳陣には理論も理念もなく、ブンさんなど現場に介入してくる部外者もいる。競争も公正とは言えず、好き嫌いや思いつきによる編制が横行しているが、川島和也とはそれでめげてしまうようなやつだったのか。向井陽ともあろう者がいつまでもウォーターボーイに甘んじてそれで満足か。スター金丸は釜石のBKコーチになりたくないのか。奮起せよ、さらに奮起せよ。

マッチオフィシャル

お~い、なんとかしてよ!

レフェリー山田智也氏の基準はいったい何なんだろう。ゲームをコントロールするより自らの権威をふりかざすのが目的だったのか? 武部勤めいた小児的メンタリティの持ち主と拝見しました。

相模原第三列いやバックファイブ全員にイエローカードが出ていても不思議ではないのですが、あれだけの暴力行為やプロフェッショナルファウルを黙認してノックオンの摘発を優先させるとは。ゴマスリに励む以外に出世の目はないな。

第一・第二タッチジャッジもかなりいい加減だったなあ。ゲームを見ているのはニアサイドのときばかりで、ファーサイドになると我関せずか。ラインアウトのときはニアサイドのタッチジャッジがラインオブタッチを示すことはご存知のようですが、ファーサイドのタッチジャッジがDF側オフサイドラインを示すという発想はついに持ち得ませんでした。ラインオブタッチから8mほどのところに何となく立っているだけなので、犬不忠とかアヌスとか顔ベルコみたいなチームなら平気で前に出てきますね。相模原はファーサイドのタッチジャッジが不自然なまでに浅く立っていたためか用心して12mほど下がっていましたが、こうしたDFラインを布くチームはむしろ例外でしょう。

また、最小限の仕事であるはずのタッチの判定も本末転倒だったなあ。ラインに触れたか触れぬかばかりを気にして、タッチラインを大きく踏み越えた事例を見逃すんだから。些末なチェックに溺れて巨悪を眠らせる小役人根性丸出しの審判(たとえば石本月洋氏など)予備軍は健在ということか。

出納係(第三タッチジャッジ)はお釜石の当て馬作戦に完全に翻弄されてしまいましたね。後半35分にLO~FBまでの交替/入替枠5を超える入替があったのですから第一列が浅田君・重枝君・サンペイ君のままでスクラムを組んでいたら違反ですよね。チームに対する罰則は規定されていないようですが、味岡氏もしくは山田レフェリーに対する譴責はあるでしょうね。

Javaをご利用になると中川真実さんのRainbowHRがご覧いただけます。

このページへのレスポンス

ご意見・ご要望をお待ちしております。mailto:julius@serpoda.com

Javaをご利用になると中川真実さんのRainbowHRがご覧いただけます。

Valid XHTML 1.1! Valid CSS! made with CSS

©SERPODA 作成:2005-12-03