釜石塩ウェイブス2004年度アナリシス

ゴールデンウィークとクリスマス、お正月もあるなんて、家庭人としてはほぼ成功したシーズンでしたね。

戦術

ついに最後まで何がやりたいのかわからないままでした。

OF

ラグビーは得点を争う競技です。四種ある得点方法の中でトライは中核に位置付けられるべきものですが、トライがすべてではありません。PGはトライを狙う過程で生まれるオプションです。無理攻めをせずPGで3点を獲るのも立派な戦術です。自陣での反則が3失点に直結するとなれば、DFの出足が鈍るとかタックルポイントでの働きかけが甘くなるなどの影響が見込めます。…そんな影響がなければ相手は3点ずつ授業料を払い続けるだけのことです。

もちろん最初から最後までPGを狙い続けるようならその試合は(少なくとも興業的には)完敗です。いつかトライを狙わねばならない局面は必ず来ます。それまで無用の消耗を避けてPGで3点ずつ加点してゆくのは、伝統的に故障者の多い釜石にとって必然のゲームプランではありませんか。

津嶋君の「最弱」は今季を以って卒業です。(詳細はのちほど)

正面30mで得たPKをタッチに蹴り出して犬モール……無策の証明です。そんなのは世界に通用しなくても国内で勝てればよしとする志の低いチームがやれ。一切禁止とは言いませんが、見せ技として使えれば充分です。

もちろん、PKをタッチに蹴り出したあとのラインアウトからBKのムーブでトライを計算できるようになればPGの3点で我慢する必要もないんですけどね。

ラインアウトはスロワーとジャンパーと囮の選手だけが云々されがちで、その後のボールをどう活用するかの研究は(他チームも含め)あまり研究されていないように感じます。BKが前方20mのスペースを使うプレイを積極的に考える必要があるでしょう。

ところで、今年度に組織的OFなんて存在したのか? 冗談抜きで個人技でのトライが目立ちましたね。

高橋竜次君の起用は突破力・決定力に期待してのものだと推察するのですが、期待したほどの結果は得られませんでした。これがなぜか釜石の戦術担当者はわかっているのかなあ。バックファイブが一人足りなかったからです。高橋竜次君はセットから一発でトライを獲るより、二次以降の局面で美味しいところを嗅ぎつけるプレイヤーです。バックファイブが足らずターンオーバーされる事例が増えればそれだけ美味しい局面が減るのです。

DF

最悪! 攻撃的ラグビーのつもりかもしれませんが、自らの得点力以上の失点を許しては勝てる試合なんてありません。勝つつもりならDFをまじめにやれ、しっかりやれ。

シーズンを通じてDFができていたのが金君と津嶋君だけでした(もちろん到達度は異なりますが)。篠原君は故障がちで出場時間が激減したため「シーズンを通じて」という条件に合致しませんし、池村君・眞野君も足を引っぱらなかったとはいえ一人分のDFで終わったことで、事実上の落第点でしょう。越前谷君はOFではいくらポカをやらかしてもいいからDFだけは集中しろ。藤原誠君は「社会人の洗礼」ということで今季の不成績をばねにしてほしいなあ。あとのBK(SHを除く)は論外、イースト10の水準に達していません。

FWは……松井君がシーズン中盤以降失速したのが痛いなあ! 海外のクラブで10年ほどやってきました、みたいなこすっからいプレイをしてこその松井君ですよ。あんな淡白なプレイに終始するなら竹井か梅井に格下げだ。(全国の竹井さん・梅井さん、ごめんなさい)

左PRは青山選手の穴が埋まらないままでした。

オープンサイドFLは佐野君か京野君が少なくともリザーブに入っていないと……高橋竜次君と京野君の起用方法は逆でしょうよ。高橋竜次君が第一列ならともかくブラインドFLとなると、バックファイブが常に一人足りない状態なわけです。逆の視点から、高橋竜次君のプレイスタイルを維持するためには四人が五人分の仕事をする必要があったと言えます。あるいは、オープンFLがきちんと機能していたので、高橋竜次君以外の三人が四人分の仕事を強いられたと言うべきか。

今季の釜石を語る上で忘れてはならないのが津嶋君の成長です。宿沢ジャパン以来プレースキッカーはフィールドプレイ免除みたいな風潮がありますが、昨年度はまさにそれが原因で敗けたじゃないか。今年度はOFでもまっすぐタテに入ってポイントを作れるようになったし(昨年までは流れてポイント形成かまっすぐで潰されるか)、DFでもSO・第二CTBのどちらかまでならある程度までカバーしてましたからねえ。今季最終戦までプレイオフ進出の可能性を維持できたのも津嶋君のおかげと言ってもよいでしょう。越前谷君・西田君・細川君はそれぞれ一回ずつ焼き鳥屋より高級な店で津嶋君におごるように。

これはDFというよりセキュリティと言うべきことですが、金君はもっと走り込んで心肺能力を上げ、腹筋・背筋を鍛え、発声練習を積む必要を感じました。指示が聞こえないんだよう。今季はあちこちのチームがガンガン棒を導入しましたし、もし釜石が昇格を目指すのであれば近い将来タヌママ(ラムズ)や悦び組(アヌス)、ラガッツプロジェクト(ラガッツ)といったにぎやかな環境での試合を想定しなければなりません。DFの指示なんて相手に聞かれて困るより、味方に聞こえなくて困る場合がほとんどなのですから。それから、円陣ではもっと積極的に発言するように!

馬齢

「veteran」にしろ「老児」にしろただ高齢であるに止まらず、豊富な経験を蓄積していることを含む表現です。次世代に伝えるべき経験の蓄積がないくせに高年齢なやつを何と呼ぶべきか、不勉強で申し訳ありません。

しかし釜石はまさにそうなりつつあります。特にBKにおいて! 2004年度は藤原誠君の加入でやっと「次世代の主力」と期待できる選手が現れたように思います。いや、金君より若い選手が入ってきたというだけで浮かれているだけかもしれませんが……

三年後にはBKラインは軒並み三十歳になります。普通のチームなら全試合フルタイム出場可能な選手は半分を割り込みます。そして普通のチームなら三十歳前後の選手のポジションを脅かす若手(二十代前半)が台頭してくるのですが、そもそも手が存在しないだろう!

「まだ若い」とたかをくくっているうちに人は日々老いていくんだぞ。

首脳陣

本当にラバさんのチームだったのかなあ。かつて釜石とジャパンには桜庭吉彦という好漢がいたのですが、釜石のヘッドコーチって同姓同名の別人なんだろうなあ。

おそらく釜石は「自らを律してきたようにチームを律してほしい」という意図でチームを委ねたと思いますが、今季の塩ウェイブスの腐り方を見るとその辺の素人が片手間に監督を務めていたのと一緒ですね。いや、素人が監督をしていれば「こいつがガンだ!」と誰の目にも明らかだった分だけましです。

余談ですが、アスリートとコーチでは求められる資質が異なります。現役時代にどれだけ名声を博していようと、指導者として優れた資質があることを保証するものではありません。アメリカンフットボールではコーチにはコーチとしての競争が十代からあり、引退後の選手の受け皿という発想はありません。夏合宿二日目に脱走した玄人さんが「素人は黙ってろ」的一喝を連発したがるラグビーはかなり甘い世界なんでしょう。

三年目の桜庭体制は、過去二年の経験とやらにあぐらをかき、現実を直視しようとしていなかったと言えます。今季崩壊したDFは、昨季すでにその予兆を示していました。一観客が指摘できるほど明確な事実を放置した責任はどこにあるのか。建白書を提出しなかった小生が悪いのか? ああそうですか。

それでもさすがに43キャップのご威光は侮りがたく、正面きって「ラバ辞めろ」との声は大きくないようです。でも……もう充分でしょ。工作員の懸命の火消しや桜庭氏に代わる看板がないことで沈静化したものの、桜庭頽勢、失礼、桜庭体制では求心力を維持できません。選手を統率することすらおぼつかないのは試合を見ても明らかですよ。

小生は神座BKコーチの更迭をここ数年主張してきました。ここに更迭を撤回します。更迭など生ぬるい。破門しろ! 神座義久BKコーチを破門することが桜庭吉彦ヘッドコーチになし得る最後の建設的なチーム運営です。

メンタル面

釜石にとって秩父宮で試合ができる横河戦は相模原戦・ラガッツ戦と並ぶ大一番のはずでした。横河戦で釜石のやりたいラグビーを秩父宮の観衆に見せつけることは戦略的な意味を持つはずです。“Kamaishi is Alive and Well”と各国に発信できるほどの試合をすることが生き残りの道でした。そう、相模原やラガッツに敗けた戦術的不利を戦略レベルで補填する好機だったのです。

しかしその結果は、発せず振るわず、しかも主たる敗因が慢心としか考えられないという最悪のものでした。トップリーグ昇格を唱える資格がないことを満天下に公言したばかりではなく、チーム崩壊へのロードマップを示すものなってしまったことは返す返すも残念です。

意識

今季は試合後の挨拶でじゃれているバカの存在がサポーターの顰蹙を買いましたが、彼らは試合でしょっぱいことをしでかした連中ですよね。サポーターに合わせる顔がない気持ちもわからないではありません。でもね、自らの失態と向き合えないから同じ失態を繰り返すんだぜ。サポーターは挨拶を怠ったから怒ったのではなく、失態の常習犯だから怒っているんですよ。

さらに言うなら、格下相手の試合で軽いプレイを見せ、格上が相手になると途端に萎縮するやつとかぶっていないか? どの職場でも学校でも、ゴマスリなやつって目下の者には横柄なものです。そのアスリートバージョンがたとえばほ……失礼、おちゃらけクンですね。「小人」という語の生きた見本ではありませんか。

ラガッツと釜石に戦力の差はほとんどありません。実際直接対決は拮抗していましたし。それが一方は7勝、他方は4勝4敗1分です。この差は能力をコンスタントに発揮できるか否かという点に集約されるでしょう。ラガッツは試合で結果を出せなかった選手(艶島・正木両君)を排除しましたが、釜石にそのような厳しさはありません。それが積もり積もって勝負に貪欲なチームと淡白なチームを作ってしまいました。

釜石はラムズやライナーズと比べると「過去の栄光」がどうしても前面に出てしまいます。なんとか古豪に踏み止まっているラムズやライナーズはともかく、釜石はもはや古豪ですらないか。これだけ低迷しているとハロー逆効果が出てきて、一度釜石に勝ってしまうと以後呑んでかかってきますね。それを跳ね返せるだけの気概や覇気が釜石にあるのかと言うと……ありません。あれば格下相手の試合でも忠実なプレイができているはずです。

桜庭ヘッドコーチがジャパンに帯同したり池村君が関東代表に選出されてチームを離れたことを「敗因」の一つに挙げる向きもありますが、それは反桜庭(あるいは反池村)勢力の存在をほのめかしている場合に限り考慮に値する意見です。で、叛乱分子は実在したのか? そんな気骨と組織力を併せ持つ男がいたならこのチームがここまで腐るこたあねえよ。

シーウェイブス初年度には細川君や川原君を起用する政治的意義があったかもしれませんが、桜庭体制になってからはそんな意義など消滅したはずです。ということは、釜石の体質がそうさせているということか。

プロ化

2004年度はプロフェッショナルとアマチュアについて考えさせられました。いや、NPBを暗黙の前提とする発想がここまで蔓延しているのかと暗澹としたと言うべきか。

釜石は二部リーグで低迷しているチームですから、どれだけ潤沢な財源があっても、助っ人外人を除けばレギュラークラスで年俸三百万円±出来高が上限でしょう。この前提で2004年度のBKを査定すると津嶋君・池村君・金君・篠原君が辛うじて二百万前後かな。え、厳しい? プロの世界が厳しくなくてどうしますか! もっとほしければ勝て。結果を出せ。トップリーグに昇格し、何かタイトルを獲れ。再起の場を求めて釜石に流れてきた選手は無給から這い上がれ。

プロというと高額の契約金・移籍金、億単位の年俸といった華やかな面だけを空想しがちですが、一方的な解雇通告・悲惨なセカンドキャリアといった暗い面も忘れてはなりません。ましてや釜石のここ数年の成績です。塩ウェイブスとプロ契約を結んでも/結べても年俸は微々たる額(三百万円など夢のまた夢)となる/ならざるを得ないことを銘記せよ。

もしプロ契約を結んだ選手が現れたとしても、フルタイムでラグビーに打ち込めるとしたら実家が資産家である場合に限定されるでしょう。ほとんどの選手はアルバイトの合間に練習を行なう生活になるはずです。成績に比して待遇が決まるのはプロに限らず世間の常識であり、期待料で厚遇されるのはNPBの悪しき商習慣です。

プロ化、それは高額の年俸と理想的な練習環境を約束するものではありません。選手個人のハングリー精神の表明(の一形態)です。プロ契約をすればただちに大金が手に入るのではありません。いつ来るかわからない将来の栄光を夢見てパンの耳をかじる毎日なら手に入りますが。おそらく釜石がプロ化すれば、標準的な選手の生活は年間4勝4敗のプロボクサーと大差ないものとなるでしょう。

釜石の現在のラグビー環境は決して最高のものではありません。しかし、釜石より劣悪な環境で釜石より好成績を収めているチームは実在します。そうしたチームが釜石と対戦するに当たってどう思うかな。「やばいよぅ釜石だよぅ」とビビるか? それとも「環境でラグビーやってんじゃねえってことを思い知らせてやる!」と闘志を燃やすかな? プロの世界が求めているのはあくまでも後者のような選手とチームです。

西田君はそうした境遇でがんばっていると言えるのでしょうが、だからといって温情をかけるのは失礼です。相手は誰が苦労しているかなど問題にせず、実力の劣っているものから標的にします。なぜなら、相手も結果を出すことが求められているのですから。残念ながら、西田君のプレイからはせっかく得たチャンスを何が何でも物にするのだという貪欲さが見られませんでした。…余裕があるということはまだまだ必死になれるということです。あとに続く者に対し死に物狂いの姿を見せつけることがプロ1号への道です。

シーウェイブス所属の選手がプロ/アマに分類されるとしたら、おそらくプロの側に分けられるでしょう。プロ契約の有無に関わらず、旧来のアマチュアの枠に収まり切らないはみ出した存在だからです。プロ契約はしていなくとも、プロ意識・プロ根性を持つことは決してマイナスではないと思います。

サポーター

スタンス

二極分化しつつあります。

選手やチームを貶すコメントは控えろ。サポーターのためにやっているわけじゃないだママ

楕円:「応援メッセージ」,釜石SWRFC公式サイト(2004-12-12)

一つはこの楕円氏の意見に代表される、現状を神聖不可侵と見る立場です。もう一つはチームの戦術や運営にも積極的に口をはさもうという姿勢です。どちらかを選べと問われたら(小生に敢えて問うほどの間抜けがいるのか?)当然後者を支持します。

いや、試合に敗けるたびに選手がサポーターに謝るなんておかしいですよ。敗ければ戦術やエラーへの批判が出て当然ですが、グラウンドでサポーターに頭を下げることより次の試合できっちり成長の跡を見せつけることが選手ならではの謝罪だと思います。

塩ウェイブスの運営が「プロじゃないなあ」と感じるのは、耳に痛い発言を露骨に嫌うところです。楕円氏のごときが周囲に増えれば増えるほど、すべてがチームの責任として覆い被さるばかりなのです。現実から目を背けるやつらが何か有用な打開策を提示できると思っているのか。素人相手に競技経験を自慢しても、選手の技術指導をかって出たことなどないだろう。このままではいけないと危機感を懐いたサポーターがマンセー発言などできないように、楕円氏のごときは未来永劫有益なことをなし得ないと確信しています。

今季二試合めの無気力試合となった横河戦を承け、最終節NTT戦は換算としたスタンドで粛々と行なわれました。釜石の応援が相手チームに声量で敗けたのを見たのは初めてです。これを釜石は重大に受け止めていただきたい。チーム存亡の危機、いや終わりの始まりであると認識していただきたい。

いままで釜石が「恵まれ、配慮されたチーム」であったのは、一にも二にも集客力の賜です。もちろん七連覇の余光もありますが、有力大学・有力企業とリクルートで競合せずにそれをなしとげたことでアンチ釜石の核となるべき有力な集団の形成を免れたという事情もあります。集客力に翳り、サポーターの大量離脱ということが常態となれば、協会が釜石に配慮する必要がなくなるのです(ワセダが横紙破りを続けていられるのも集客力あってこそ)。たかだか二部リーグの並の実力・集客力のチームとなれば、ラグビーマガジン誌の名鑑に写真入りで載ることもなくなりますよ。

今季最終戦はサポーターの観戦拒否・応援拒否という状況でした。来季はサポーターも正念場です。最後の切り札はすでに使ってしまいましたから……

「おらほの鉄人を支えよう」

選手の生活費や休業補償をサポーターの浄財で賄おうという試みです。でも個人的にはどうなのかなあと思っています。

釜石はクラブチームですから、所属選手に職場を約束するものではないはずです。またプロ契約をしてもフルタイムでラグビーに打ち込めるほどの年俸は払えないでしょう。それを理解して納得した上で釜石に来たのならいまさらあわてることはないはずです。タニマチやごひいき筋を見つけるのもスポーツ選手の才覚の一つではないかな。

無論こうした活動はそれなりに意義があるでしょうし、極力長期間継続してほしいのですが……募金に応じる気にはなれないなあ。使われ方が不明瞭――応援したい選手・したくない選手、応援に値する選手・値しない選手を問わずばら撒かれそうなあたりが不信感を募らせてしまいます。

それに代わる支援として、今季はひいき選手や前節がんばって結果を出した選手にちょっとした差し入れをすることにしました。いや、ほんのささやかなものですけれどね。

細川君(2004年度差し入れ実績:野菜ジュース200ml×1)に小遣いやるより、闘志也君を焼き肉に連れて行く方がよほど有意義な散財の仕方ではないか?

事務局などへの提案・提言

いやしくもサポーターである以上、チームに対する提案・提言の類は積極的に行なうべきと考えます。新商品開発のネタでも戦術でも。

桜庭氏は現在でこそジャパンのFWコーチ格ですが、ジャパンのFWコーチ格だからシーウェイブスのヘッドコーチに任命されたわけではありません。事務局もクラブ運営のエキスパートを招聘しているわけでもありません。言ってみればやはり素人なんですよ。サポーターが気後れしたりする必要がどこにある。

現状マンセー派の連中は、事務局にとっても一見理解者のように見えるでしょうが、視点を変えれば「私は事務局とは一線を画す」という宣言であり、もっとわかりやすく言えば「事務局の仕事をサポーター(あるいは俺様)に手伝わせるな!」となります。寄生虫だよ、あんなやつら。

余談ですが、「~すべきではない」という表現は「わたしはしません。あなたはご随意にどうぞ」の意味にはなり得ません。他人に自粛を強要するとはずいぶんな姿勢だと思いますよ>某氏。

現存するすべてのシステムも最初は一人の空想から始まったのですから。

ワセダ行為

不心得者の存在は非常に悲しいことです。

釜石を応援する人がいるように、相手チームにも応援する人がいます。なぜそれがわからないのか。釜石を応援するあなたは正義を行なう人で、相手チームを応援するあいつらは悪の手先と思っているんだろうなあ。

ラガッツ戦の田村君はイエローカード相当のプロフェッショナルファウルをやらかしました。もし同じ行為を対戦相手の誰かが犯し、レフェリーは見て見ぬふりをした場合、あなたはそれでも黙っていますか? …黙っている? そうですか。ならば相手側サポーターの不規則発言にも沈黙を守れ。釜石に不利な裁定にも従容としていられる紳士淑女ならたやすいはずだ。

かつて釜石サポーターの交流会を呼びかけていた某氏(前出の某氏とは別人)がラガッツサポーターに罵声を浴びせていたのには失望しました。

釜石七連覇なんてすでに年代史上の一行で片付くくらい過去のものになってしまいました。古式ゆかしい応援スタイルに固執するならそれもよし。しかしタオルマフラーやレプリカジャージのような今日的な応援スタイルは釜石にも導入されてしまいました。否が応でも現代化されていかなきゃならない。選手同士の戦いはフルタイムでノーサイドですが、サポーターの応援合戦はエール交換を済ませてノーサイドです。

釜石が釜石周辺での試合のみで完結しているのならともかく、秩父宮などでの試合でサポーターの狭量な態度を披露していけば、中長期的に反釜石的ラグビーファンを増やすだけです。一部釜石ファンはすでにワセダファンの中でも最も忌むべき連中と遜色ないレベルに達していることを確認できた一年でした。

結語

釜石の2004年度は4月に始まり12月に終わる短いものでした。しかし釜石は2004年12月13日から2005年度をスタートできるという他チームにないメリットがあります。このままイースト10に埋没し遠からぬ将来脱落する道を選ぶか、「公約」どおりトップリーグを目指すか、それは行動によって示されねばなりません。

しかし冬休みももう一月近くなります。サポーターの忍耐力を試すのがクラブ運営であると勘違いするのはいい加減にしてほしい。

Javaをご利用になると中川真実さんのRainbowHRがご覧いただけます。

このページへのレスポンス

ご意見・ご要望をお待ちしております。mailto:julius@serpoda.com

Javaをご利用になると中川真実さんのRainbowHRがご覧いただけます。

Valid XHTML 1.1! Valid CSS! made with CSS

©SERPODA 作成:2005-01-09